ミナセ・アキトです。
最近資産少しずつも増え、実質の借金も減っています。
2018年7月の資産のトータル収支はー6.3万でした。
その一方で実質の借金は9.5万円減っています!
▼2018年7月の資産運用の記事はこちらから
ただ、この流れをもっと加速させるためには投資元本=お金が必要です。
そこで!固定支出を見直してみようかな…と思いました。
そんなわけで、今回は生命保険について考えてみます。
自分の固定支出を見直してみる
食費・携帯代・生命保険代・車のローン…
など固定の出費は人によってさまざまです。
私は車を持っていないので車のローンはありませんが、
生命保険に入っているので毎月保険料を支払っています。
格安携帯会社に乗り換えるかは別として、携帯は絶対必要です。
そのため今回は生命保険について考えてみることにしました。
私は独身ですが、生命保険は数年前から加入しています。
その額、なんと月1万円。年間にすると12万円です。
生命保険控除という税金の控除を受けることができます。
でも、年間12万円を積み立てていた方が良いんじゃないか…と思いますよね?
ただし、いきなり生命保険をナシ!という勇気はないので、
とりあえず国の医療保険制度を確認してみることにしました。
その前に、まず生命保険とは何か?ということを確認していきましょう。
私の資産はだいたい2018年7月現在で-300万円くらいです。
この資産の大部分が奨学金による借金です。
まず、万が一の時にこの奨学金がどうなるか…?
というところから考える必要があります。
奨学金はもし借りている人本人が死んだら基本支払減額or免除です。
生命保険とは
生命保険はいろいろな保険が組み合わされたものです。
まずは生命保険のなかの項目を見ていきます。
- がん保険(がんにそなえる保険)
- 死亡保険(死亡したときにそなえる保険)
- 医療保険(入院・ケガにそなえる保険)
もし命や健康にかかわることが起きたら…?
ということにそなえることができるのが「生命保険」です。
まあお葬式くらいは…とか、入院したときの出費にそなえるために…
と思って高額な保険を払っていませんか?というお話です。
実際私は数年前に
「もし死んだら家族にお金だけでも残したいかな…」
という思いで生命保険に入りました。
まあでも、よくよく考えてみてください。
人間はいまのところ、絶対に死にます。
(テクノロジーで変わる可能性はありますが)
死ぬのにそなえてどうするんだ…?と思ってしまいました(笑)
ただ、明日死ぬかもしれませんし、死ぬのは50年後かもしれません。
そういうリスクにそなえるのが死亡保険ということですね。
今回私は、死亡保険とがん保険から抜ける度胸はなかったので、
ひとまず「入院にそなえる医療保険」について考えてみました。
医療保険
入院・ケガのときに申請をすると保険会社からお金をもらうことができます。
もちろん、健康な人が多いから万が一ケガをしたときにお金がもらえるんですよね。
他にもがん保険や死亡保険などがありますが、この医療保険は他の保険より支払い額が高いです。
この支払額に見合った保証を得られるのか?ということが今回のポイントです。
実際に私が払っているのは、1万円のうち40%の約4,000円です。
この先3年・4年・5年と健康に過ごせた場合、この4,000円は払わなくてもいいお金になりますよね。
実際にこの月々4,000円がどうなるのか、計算してみました。
健康である期間 | 医療保険の総支払額 |
3年(36か月) | 4,000円/月×36か月=144,400円 |
4年(48か月) | 4,000円/月×48か月=192,400円 |
5年(60か月) | 4,000円/月×60か月=240,000円 |
年間で4,000×12=48,000円になりますから、48,000円×年数が総支払額になります。
3年で約15万円です。
この15万円でどれくらいそなえられるの費用になるのか?
これが重要です。
15万円が少ないのか?多いのか?
このことを考えるために、次に国の医療費制度について確認してみましょう。
国の医療費制度
よく「窓口では3割負担」という言葉を聞きますよね。
これこそ、国の医療費制度なんです。
本来10,000円かかる医療費が、3割負担で3,000円になります。
これは健康保険に加入しているため3割でいいよ、という制度です。
- 自営業や無職の方は「国民健康保険」
- 企業勤めの方は「社会保険」
- 学生の方は親の「社会保険」
このように毎月保険料を支払っているため3割負担になるのです。
今回は、入院したことを想定して1日2万円×2か月を想定してみます。
手術代:30万円
適当な想定ですが、2か月で150万円払うということですね。
支払いは、すべて保険適用のものとします。
ここで重要になってくるのが高額医療費制度です。
窓口負担額には上限があるよ!という制度です。私はこれ、初めて知りました(笑)
高額医療費制度
さて、高額医療費制度とはどんな制度なのでしょうか?
窓口での支払いが一定以上になると、それ以上は払わなくていいよ~
という制度だということは先ほども説明しましたよね。
ただし、一度建て替える必要はあるそうです。
定期的な窓口の支払いで超える可能性のある時は事前申請も可能なようです。
では、2か月で150万円の窓口支払いの場合、上限はいくらなんでしょうか?
上限はこの2つで決まります。
- 年収(月額報酬×12か月)
- 10割負担で考えたときの医療費
今回は、月額30万の給料をもらっている平均的な会社員の場合で考えます。
まず、10割負担で考えたときの医療費を計算します。
150万÷0.3=500万
ですね。
今回は2か月という風に考えています。
そのため2で割って1か月あたり250万円が10割負担の医療費になります。
※ 「全国健康保険協会-高額な医療費を払ったとき」より引用
月額30万円だと、表の(ウ)に該当します。
そのため、次の計算式で
80,100円+(2,500,000円-267,000円)×1%=102,430円(1か月)
約10万ですから、2か月だと20万円必要になってきます。
さて、ここで最初の前提に戻ってみます。
3年間医療保険にかかっている月々4,000円を貯めると、約15万円になります。
2か月入院したときに必要になってくる額は20万円です。
私は、この金額を見たときに医療保険はいらないな、と思いました。
もちろん、これ以上にいろいろなところでお金がかかってくると思います。
高額医療費制度対象外になる「差額ベッド代」もあります。
しかし、私はある程度現金化できる資産も持っています。
4,000円固定費を削ったら、出費に回すのではなくもちろん資産運用に回します。
畳みかけると、私は会社の制度で窓口支払い金額の5割が補填されます。
そうなると、20万円が10万円になります。もう、結論は言うまでもないですよね。
確かに明日大きな病気にかかっていることが分かり、入院するかもしれません。
ただ、病気にかからなければ医療保険はムダに払っているお金になります。
それならば、病気にかからないように日々努力した方が良いのでは…?
私はこう思いました。近々医療保険は解除します(笑)。
まとめ
- 固定支出を見直すなら「生命保険」も見直してみよう
- 高額医療費制度で150万の支払いが約20万まで抑えられる
- そのために医療保険に加入するのは「ムダ」
- 4,000円で安心は買えるが、それなら健康を維持する努力をすべき
生命保険は「資産」というそなえがあればいらなそうですよね。
私は4,000円あったら投資信託を追加で買いたいな…と思います(笑)
それか、プラスで上乗せして株やFXの元本にするのもいいですね。
投資はなかなか始めにかもしれませんが、是非口座だけでも作ってみてください😉
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投資の知識をつけたい方は「ミナセのお金の話シリーズ」もぜひ。
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