ミナセ・アキトです。
株主優待っていいですよね。私も好きです。「株主優待に罠はあるのか?」というタイトルにしてしまいましたが、私も株主優待銘柄で日本株式の取引を始めました。
▼<1726>ビーアールホールディングスでQUOカードをもらった話

▼<6094>原田工業は年1回QUOカード3000円分の優待です
QUOカードなら、まあいろんな使い道もありますし、最悪金券ショップで換金することもできます。私は恐らく本を買うのに使うかなー、というところです。
ただ、本を買うといっても書店に出向いて買わなければいけません。しかも、クオカードが使える店は限られているので、必然的に「どの店を使うか」縛られることになります。
株主優待がある銘柄について考える
株主優待をもらいたいがために、株を買うというのは株式取引を始めた多くの初心者の方が最初に思いつくものかと思います。この記事の最初に述べたビーアールホールディングス、原田工業についても「日経マネー」の株主優待銘柄で見つけたものです。
このように雑誌でも取り上げられますし、証券会社のホームページで「〇月の株主優待!」という特集が毎月のように組まれています。株主優待がある銘柄は、そのほかの株主優待がない銘柄に比べて、多くの人の目に留まることになります。
株主優待を目的とした株式投資は1つの方法だと思いますが、そもそもが「株式投資で利益を得たい」という目的であると株主優待に目を眩ませている余裕はないように思えます。株主優待を逆手にとって、権利落ち日に信用売りを仕掛けるという方法もありますが、私はやったことがありませんのでコメントはしません。
株主優待でQUOカードを配るくらいなら、その準備の手間賃と郵送料を考えると配当金でもあまり変わらないような気がします。しかし、QUOカードが株主優待でもらえる!という事実があると、私のように「お、じゃあ買ってみようかな」という人がいるのは事実です。
株式投資の「目的」は何か
大きなキャピタルゲインを狙うなら、株主優待がない銘柄を選んでみるのも1つの方法かなと思いました。そもそも、誰からも着目されていないからその後テンバガー株に化ける可能性があるのですし、すでに「株主優待」で着目されている銘柄というのは化ける可能性が低いとも言えます。
ただ、株主優待付き銘柄でも株主優待がその後廃止されることもありますし、こればかりは会社の業績によるので何とも言えません。会社の業績が右肩下がりなのに、株主優待を続ける銘柄があるとすれば、それは不思議な話です。おそらく株主優待があるために手放さない人がある程度いるためにとっている施策ともいえるでしょう。
いろいろと書き綴りましたが、投資をするにあたって「目的」や「目標設定」が重要だということを感じ始めました。実は2か月前くらいにこの話をしているのですが、だんだんとはっきりと感じられるようになってきました。
▼投資の目的を設定する
コメント