SPRTS:Sprouts White Paper(ホワイトペーパー20180513)の概要

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 akito_minaseです。

  最近取り上げることが多いSproutsですが、ホワイトペーパが発表されており、公式ホームページから閲覧することができます。このホワイトペーパをかみ砕いて、解説していきます。

 また、ホワイトペーパ内でも述べられてはいますが、これとは別途、6月中旬に、ホワイトペーパ・ロードマップが別途公開されます。

 あと2週間もすれば発表される、という時期に来ていますので、おさらいという意味でも見ておいて損はないと思います。

 まず、Sproutsとは何か?という方は概要が書いてあるこちらの記事か、カテゴリをご覧ください。

目次

■ ホワイトペーパの要旨


  • 旧開発チームから、日本の公式コミュニティを運営していたチームに開発権利が譲渡された
  • 新チーム(JPチーム)は、新たに「再生方針」を定め、開発・運営をしていく
  • 大きな変更点①:PoS利率変更 日率2% ⇒ 半減期が考慮された固定報酬
  • 大きな変更点②:Peercoinベースにおけるバグ改善等のためのリビルド(ベースは変更なし)
  • ハードフォーク直後はBurnは実装されないが、今後Burnの実装はありうる
  • コミュニティ拡大利用方法の拡大利用者拡大、この3つが大きな再生方針の柱

 最大の注目点としては、PoS利率の変更であると思われます。

 以下では、この点に着目し、重点的に解説していきます。その他のこれからの再生方針やBurnについては、今回具体的な例を詳細に示されたわけではないものの、次回以降のホワイトペーパやロードマップで示されると思われます。

■ PoS報酬利率の問題点について


 現在のSproutsでは、PoS報酬利率が、日率2%となっています。例えば、1000万持っているとしたときに、10日目でステークに成功したとしましょう。その場合、1000万×0.02×10=200万増えることになります。

 さて、White Paperに理論上1~2か月で発行枚数が倍になると書いていますが、このような下記のような計算だと、50日で倍になるということになります。

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 ただ、これは元本(式のC)が一定であるという仮定で計算していますので、コインを買う人が多ければ日に日にPoS枚数が増えることが想定されます。

 現実的には、それ以前からステークしている方もいますので、増加するとみてもいいでしょう。そう考えると、1~2か月で倍になるということになります。

 現状のPoS利率では、1~2か月で発行枚数が倍になるということですから、需要も倍にならないと価格を保つことができません

 1~2か月で需要が倍になり続ける、ということは通常考えてもあり得ないことです。また、一時的なものだとしても、必ず頭打ちになることが見えています。まず簡単に、需要と供給の関係で価格がどうなるのかということを図示します。

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 現在のSproutsは供給過多というですから、一番最後の画像の需要<供給で、供給が圧倒的に上回って価格が下がっている、ということになります。

 その時々の上げ材料(ハードフォークなど)で一時的な需要が高まり、上がることも予想されますが、未来的には増えすぎると全く価値を持たないコインになりかねません。

 これが、現在のSproutsの、PoS利率の問題点です。

 ホワイトペーパでも述べられていますが、初期の非常にマイナなコインである時は、この他のコインと比較しても圧倒的に高いPoS利率のおかげで、Sproutsのホルダーが増えていった、と思われます。

 しかし、「草コイン」としてわずかながら知名度を得たことや、日本のコミュニティ人数が増えていっている中で、このモデルのまま維持していくのは無理があると思われます。

■ PoS報酬利率の解決策


 冒頭で述べたように、これに対する解決策として、まず7月のハードフォークにおいて、PoS利率の変更が実施されます。

 また、Burnも検討されるということですが、これはまだ可能性の段階で、実際に実施されると明言されていません。PoS報酬はホワイトペーパで、次のように述べられています。

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 まず、この報酬が多いのか、少ないのか、ということになりますが、ハードフォーク後からの半減期が設定されていますので、ハードフォーク直後はこの表の合計、すなわちおおよそ2000万SproutsがPoS報酬にて得られるということです。
 
 8か月後になると、コインホルダーは、等しく156,250Sproutsを得られる、ということになります。

 今までの日率2%と比べると、10億持っていれば1日2000万ステーク出来る計算になるので、大口ホルダーにとっては少なく感じられるでしょう。

 逆に、少なく持っていたとしても、ステークに成功できる確率は下がりますので、多いというわけでもありません。

 あくまでPoSによるマイニングの報酬ということですから、大前提としてコイン枚数が多い方が、抽選確率が上がりステーク報酬を得られるということになります。

 1Sproutsだけもっていても、1000万Sproutsがステーク出来るということではありません。

今後の展望


 今後は、実店舗での仮想通貨決済(ペイメント)にも力を入れていくことがホワイトペーパで公言されています。

 ハードフォーク以降は、一時的に売りも予想されますが、長期的にみるとBurnの実装であったり、ステーク報酬も少なくなっていくことから、今より需要が増え供給が減り、価格の維持につながると考えてよいと思います。

 一番の課題は、これから需要を伸ばすうえでどういった取り組みをしていくのか?ということではないか、と私は思います。

 discordでもイベントが開催されたり、定期的に水やりが行われていますが、やはりコミュニティ内にとどまらず、「新たな可能性・才能を育む仮想通貨」という仮想通貨としての発展に期待したいと思います。

参考資料
Sprouts公式サイト-White Paper
https://sprouts-coin.org/assets/file/sprouts_wp_jp.pdf

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